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アイウエアブランドJINSの店舗設計。大型のショッピングモールの店舗と異なる、都心の駅ビルに入る15坪の狭小店舗のリニューアル。共用部の吹き抜けに面し、横長の区画であったため、間口を最大限に売場として活かせるよう、前面に売場、後方に加工場や検眼室などの機能を配置し、旧店舗のレイアウトを一新した。
狭小店舗では平面陳列できる面積が少ない分、商品を立面的に陳列する必要がある。一方でソリッドな壁や棚を立ち上げてしまうと、店内の見通しが悪くなり、サービスが行き届かなくなってしまう。そこで、一般的な5cm角の格子金網を曲げて箱を作り、そこに小さなメガネ棚を引っ掛けて陳列することを考えた。
網なので、壁と違って視線を遮らず、圧迫感からも開放される。
金網は六価クロムメートメッキ仕上げとし、コーナーを曲げて箱を作ることで、クールな印象になりがちな格子金網を黄金色の柔らかな印象にしたいと考えた。
平面陳列は既に実装されているヒノキ合板の木箱を応用してデザインし、メガネガイドには金網と同じ六価クロムメートメッキを施した。
金網箱と木箱を組み合わせた配置でリズムをつけながら店舗空間を構成し、狭いながらも店舗内を巡る楽しさ演出。
狭くても商品をたくさん置けて、見通しも良い、を両立させると共に、四ツ谷の客層に合わせて素材と仕上げを選定し、男女問わず入りやすい店舗デザインを目指した。
立面陳列のメガネ棚はメガネ1本につき1つの棚を用意し、1本単位で金網から脱着可能。商品シリーズ毎のラインナップに合わせてレイアウトを変えることができたり、完売などによる商品欠けが目立たないようにレイアウトすることができる。既成金網のグリッドが程よくガイドになって、整列も容易。マスをずらせばランダムにも配置できる。棚をメガネという小さな単位にすることで、フレキシブルな陳列を実現した。
黄金色の格子金網が重なり合う空間に商品が浮いているような、不思議な奥行き感を持った、軽やかな立面陳列を目指した。

 JINS アトレ四谷店

Architecture

Date
2024.07 - 2024.08
For
commercial
At

東京都,新宿区

Size
49.65㎡
Status
Completed

Staff

Direction
永山祐子
小森陽子
中村幸介
Build
株式会社スペース
Photo
高栄智史
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