














子ども用メガネ専門ブランド omodokの新店舗の内装計画。
「掛けなければいけない」から、「掛けたい!」へ。omodokが大切にしている、子どもたちがメガネを前向きに楽しめる価値観を、空間全体で体現することを目指した。
計画地は半屋外のモールに面した、間口が広く、奥行きが浅い区画。さらに高い天井高さを持つ特徴的な空間だった。その条件から、店舗全体が街に向かって開かれた「舞台」のように見える空間を構想した。子どもたちが主役となり、新しい自分と出会う場所である。
空間の中心には、ブランドの象徴となる「omodokツリー」をデザインした。大地に根を張り、大空へ向かって伸びていく大木の姿に、omodokが掲げる「子どもの成長に、静かに寄り添う眼鏡」という思想を重ねている。ツリーにはメガネを掛けてディスプレイできる構成とし、小さく平面的になりがちな商品展示を、立体的で象徴的な風景として立ち上げた。
枝先には、ひとつひとつ丁寧に吹きガラスで製作した、木の実のような照明を配置。カラフルな光がやさしく空間を照らし、子どもたちの感性に寄り添う風景をつくっている。
また、接客の中心となる2つのソファは、ひとつの空間の中にありながら、それぞれの家族が安心して過ごせる居場所となるよう、背を高く立ち上げ、包み込むようなフォルムとしている。
メガネを掛けるという小さな意識の変化が、子どもたちの中で静かに芽を出し、やがて自信へと育っていく。この場所が、そのはじまりとなることを願っている。
omodok吉祥寺 Living
Architecture
- Title
- omodok吉祥寺 Living
- Date
- 2025.10-2026.5
- For
- commercial
- At
東京都、武蔵野市
- Size
- 38.06㎡
- Status
- Completed
Staff
- Direction
- 永山祐子
小森陽子
江口哉子
江頭古都奈 - Build
- 株式会社WIN WIN
- Lighting Plan
- 大光電機株式会社
SHIMADA SHINPEI GLASS WORKS - Graphic
- moi.
- Photo
- OMOTE Nobutada