






大きな波のように連なる網がさくらの下でお花見ができるハンモックとなり、さくら広場のさくらを今までとは違う視点から体験することができる。 ハンモックの網は廃棄予定の漁網を回収し、溶かして糸として再生させる技術を用いて作られている。ここに置かれたハンモックはTokyo Midtown DESIGN TOUCH 2022 というイベントで使われた網 をリユースしている。一度使って捨ててしまうのではなく、 またどこかで使われる循環するハンモックである。 ただモノが巡るのではなく、ハンモックの楽しい体験も次の場所まで巡っていくことを期待している。 2025 年大阪・関西万博のパナソニックグループパビリオン「ノモの国」でも「循環」をテーマに掲げ、資源が循環するパビリオンの建築を目指しており、パビリオンの周りのスペースにも廃棄漁網をリユースし たベンチを設置する予定である。 さくらの下でハンモックに揺られながら私たちをとりまく自然環境に想いを馳せて、気づきを得てもらえれることを願っている。
うみのハンモック|さくら広場 門真
Architecture
- Title
- うみのハンモック|さくら広場 門真
- Date
- 2024.3.26 -
- For
- exhibition
- At
大阪府,門真市,さくら広場
- Size
- -
- Status
- Completed
Staff
- Direction
- 永山祐子
松井陸 - Build
- 株式会社ジャクエツ
- Structural Design
- 株式会社ジャクエツ
- Cooperation
- ニチモウ株式会社 , 株式会社リファインバースグループ , 森幸漁網株式会社
- Client
- パナソニック ホールディングス株式会社
- Photo
- Nobutada Omote